占術を学ぶ~タロット占い~

数ある占術の中でも、占いに触れたことのない人でも知っている『タロット占い』。占い師を目指し、独学で勉強を始めた方に入門占術としてお勧めなのがこのタロット占いです。基本的な占い方をマスターすれば、誰でも簡単に占い入門を果たすことが出来ます。しかし、裏を返せば素質のない一般人でも簡単な占いは出来てしまうということ。タロット占いをメインとするプロの占い師としてやっていくためには、基本はもちろん、他の占術も併せて学び、精度を高めていかなくてはなりません。

 

タロットカード

タロット占いで使用するタロットカード。『THE FOOL(愚者)』『THE MAGICIAN(魔術師)』『THE HIGH PRIESTESS(女教皇)』……など、22枚の大アルカナと呼ばれるカードと、『CUP(聖杯)』『SWORD(剣)』『COIN(硬貨)』『WAND(棍棒)』の小アルカナと呼ばれる4種類のカードがそれぞれ14枚、併せて78枚のカードで構成されます。日本では22枚の大アルカナのみを使って占うのが主流になっていますが、小アルカナを用いることでさらに細かい鑑定が出来るようになるので、タロット占いを学ぼうと思うなら78枚のカードすべてをきちんと学びましょう。

 

どんなカードを選ぶべき?

マルセイユ版、ウェイト版、トート版など様々な種類に分かれています。よく使用されるのはマルセイユ版、ウェイト版で、日本国内だと特にウェイト版が人気です。なので、初めてタロットカードを手に取る時はウェイト版をおススメします。
ウェイト版なら絵柄は全て同じというわけではありません。基本的な大アルカナ、小アルカナの構成は変わりませんが、モノによって絵柄はかなり変わってきます。例えば、芸能人が使用していて人気になった『白猫タロット』はすべての絵柄が猫になっています。他にも絵画風のものなど様々な種類があるので、どのカードを買うか迷ってしまうかと思います。オススメなのはズバリ『直感で選ぶこと。長いお付き合いになる、いわば相棒なのでじっくり選ぶのも良いですが、占いと同じくカードも直感で選んでみるのも良いと思います。

 

ここに注意!

通販などでカードを購入する際には、サイズに気を付けてください!タロットカードは『グランデ(145×80mm)』『一般サイズ(120×66mm)』『ミニ(80×44mm)』の3つのサイズがあります。大きいのでグランデサイズが使いやすいですが、一般サイズのほうが少々安価なので、初めは一般サイズで良いでしょう。サイズをしっかり確認せず、安価な方を選んでしまってミニサイズが届いた!なんてこともよく聞く失敗です!初めにカードのサイズを確認しましょう!

占い師になるための勉強

占い師になるためには

まず占い師になるには占いの知識と技術が必要です。そのためにはある程度勉強が必要になります。よく占い師になるためには資格が必要なんじゃないの?って聞かれますが資格なんて必要ありません。言ってしまえば自分で占い師と名乗れば占い師になれる世界です。しかし、何の占いの技術もないのに占い師と名乗るのは憚られるものがあります。占いの技術を学び、占い師になるためには大きく3つの方法があります。その方法を紹介していきます!

①占い師に弟子入りする
1番確実な方法は占い師として活躍している方に弟子入りするという方法です。実際に活躍してる占い師は占いの技術も接客の技術もあるため、学ぶのには手っ取り早い方法です。
・基礎的な勉強をしっかり指導して貰える
・デビューまでのサポートをしてもらえる
・メディアへ紹介してもらえる
・困ったことが起きた時に相談できる
このようなことが出来るため、弟子入りすることがおすすめです。しかし最近は弟子を受け入れてくれる人が少ないため探すところから始めないといけないですね。

②学校や占い教室に通う
師事しない方法として独学の中でも学校に通うことはカバー方法としていいと思います。東京と大阪にいくつかある占い専門の学校や元占い師などが開いている占い教室で教えてもらい、占いを学ぶという形がおすすめです。学校に通って学ぶことの大きな利点としては、卒業生のOB.OGがいることで業界の情報を入手しやすいこと、同じ目標を持った仲間がいること、体系的に学べるという点があります。1人だとなかなかモチベーションが上がらなかったり続かなかったりするので、誰かと一緒に学ぶのはお互いに対抗心が出てくるので向上するしいいと思います。

③独学で勉強する
弟子入りしたり学校に通うのがきついという方や自分のペースでやっていきたいという方は独学がおすすめです。あと師事できる占い師がいないような地方だったり、普段は別のことをしていて学ぶ時間が取りにくいという方にもいい方法です。独学で学んでいく方法としては本をひたすら読んで実践してまた読んでの繰り返しです。色々な本を読んで自分で情報をまとめていかなきゃいけないし、何より1人でやるので途中でめげてしまう可能性が非常に高いので、独学で勉強するのが1番難しい方法でもあると思います。技術もないのに占い師だと名乗ってる人もいるので独学だったら3年以上は勉強してから占い師と名乗って欲しいなと個人的に思います。